レーザー溶接

レーザー溶接について

About Laser weldings

YAGレーザー溶接やファイバーレーザー溶接は、従来の溶接機と比べて熱による変形、ヒケ、変色が ほとんどありません。 一点に集中して溶接を行うため、周囲に熱を伝えにくく、酸化、変形、ゆがみ、ヒケ等は最小限となります。窒化、焼入れされた面への溶接も可能です。 老朽化した金型のパート面、喰い切り面の補修に最適です。 したがって、今まで不可能だった改造や設計変更、メンテナンスも可能です。 精密TIG溶接、スポット溶接(抵抗溶接)方法とは全く違い微細な金型の修理が可能です。 通常の材質に加え、チタン・アルミニウム・ベリリウム銅なども溶接が出来ます。

レーザー溶接の特徴

Characteristic
  • 一点に集中して溶接を行うため、周囲に熱を伝えにくく、酸化、変形、ゆがみ、ヒケ等が最小限となります。
  • マイクロスコープで確認しながら溶接を行いますので、微細は肉盛りをする事ができ、後加工を大幅に短縮 する事ができます。
  • 溶接面に焼きが入らない為、再切削が容易です。
  • 窒化、焼入れされた面への溶接も可能です。
  • 老朽化した金型のパート面、喰い切り面の補修に最適です。
  • 様々な金属の溶接ワイヤー(肉盛り材料)がありますので、同質材料の微細補修溶接が可能です。

YAG及びファイバーレーザーの適用分野

YAG & Fiber Laser
  • プラスチック金型、プレス金型、ダイカスト金型等あらゆる金型の肉盛り加工(微細な肉盛りが可能で、後加工が以前より容易にできます。)
  • あらゆる金属部品の溶接加工や肉盛り(たとえば磨耗もために廃棄していた成型機の部品など、肉盛り加工して再利用できます。)
  • 異種金属の溶接加工や肉盛りができます。

YAGレーザー適用分野

YAG Laser
材料名 線材径(Φ)
NAK80 0.2~0.6
SCM440(PX-5) 0.2~0.6
S50C 0.2~0.6
SKD61 0.2~0.6
STAVAX 0.2~0.6
MAS-1 0.2~0.6
SUS304 0.2~0.6
SUS316 0.2~0.6
ベリリウム銅 0.25~0.4
純銅 0.4
チタン 0.3~0.4
アルミ4043 0.3~0.4
アルミ5052 0.3~0.4

レーザー溶接 ご依頼用作業指示書

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