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イエプコ処理とは、エージェントと呼ばれる専用の紛粒体を、エアーで、吹き付けるマイクロブラスト式の表面処理法です。
主な作用としては、加熱も溶剤一切使用せずに表面の変質層を除去し、さらに表面を緻密にします。
形状変化を最小限に止めながら、表面の滑り性を付加させる事が可能です。
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● | プラスチック成型用金型 キャビティ、コア、ランナー、スプルー
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● | ゴム成型用金型 上型、下型
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● | ブロー成型用金型 プリフォームコア、ネックリング
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● | MIM成型用金型 キャビティ、コア、ランナー、スプルーなど
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処理前の問題点
このプラスチック成型用金型表面には多くの磨き傷がありますが、この磨き傷に成型材料が抱き付き、エジェクタ時に成型品を破損してしまうので、連続成型が困難な状態でした。
イエプコの効果
イエプコ処理により微細なバリやカエリを除去し、さらに金属表面の平滑化と滑り性を与えています。これにより離型が良くなり連続成型が可能となりました。
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このアルミ押出金型は超硬で作られていますが、狭い放電加工部は磨き作業が困難で、放電白層が完全に除去されない場合があります。この残っている放電白層が押出成型時に突然剥離を起こし、その剥離した厚み分だけ製品の寸法変化として現れます。
イエプコ表面処理は放電白層を確実に除去し、表面を平滑化する事で安定した寸法を維持でき製品の品質向上が図れます。

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